子どもに伝えたいこと #1

今月16日に日米首脳会談が開催。

 

バイデン大統領にとって、大統領就任後(就任日は今年の1月20日)、最初に

対面で会談した外国首脳が、菅総理大臣だったとのこと。

 

これより前に、日本がアメリカ大統領の最初の首脳会談の相手となったのは、

1989年2月2日(当時は竹下総理大臣とブッシュ大統領)。

 

バブル期が終わり、2010年にGDP世界2位の座を中国に奪われて、

「もう国際社会で日本の存在感は薄くなっていく一方だろうな」と

思っていたけれど、アメリカが中国のことを「世界でもっとも重大な

競合国」と位置づけたので、アメリカは日本とのパートナーシップを

重要視していくつもりだと思う。

 

アメリカは、この20年間、中東・アフガニスタンに戦略的重きを置いてきた

けれど、これから先はインド太平洋地域に戦略的重きを置くんだと思う。

 

"経済・民主主義・軍事防衛・先端技術といった分野でアメリカと価値を

共有しているインド太平洋地域の国・日本"という立ち位置と、"中国は

地理的に近く、中国は日本にとって最大の貿易相手国"という立ち位置の

両方を常に気にしながらアクションしていくのは至難の業ではあるけれど、

国際社会での日本の役割まだまだあることに喜び感じつつ、日本は何が

できるか考えていこう。