子どもに伝えたいこと #11
国連のグテーレス事務総長が、北京冬季オリンピック開幕1週間前の
先月28日に、世界のあらゆる紛争の休戦を呼びかけたが、「今月20日の
北京冬季オリンピックの閉会の前に、ロシアがウクライナに軍事侵攻する
のではないか」という懸念が高まってきている。
ロシアは、2008年の北京夏季オリンピック開催中に、ジョージア(当時は
グルジア)と南オセチアで軍事衝突した過去があるだけに、オリンピック
期間中であってもロシアならやりかねないということらしい。
今日メルボルンで開催されたクアッド(日米豪印戦略対話)の外相会合で、
ウクライナ情勢についても話し合われたということなので、日本にとっても
無関係な問題ではない。
【2月27日追記】
プーチン大統領は、21日にウクライナ東部の2州(ドネツク州とルガンスク州)の
うち親ロシア派が支配している地域を独立国家として一方的に承認。 この地域の
住民を保護するためとして、ロシア軍の派遣を指示し、3日後の24日にウクライナに
対して軍事侵攻を開始した。
そこからは毎日のように「まさかそこまでやるのか」ということをプーチンは
仕掛けてくる。
一日でも早くウクライナに平和が戻ってほしい。
でも今は、そこに至る道が見えない.....
【3月15日追記】
ロシアがオリンピック休戦決議違反するのは、今回が3度目。
最初が2008年の北京大会時のジョージア侵攻。 2度目が2014年のソチ大会時の
クリミア併合。 3度目が今回。
パラリンピック開幕直前は、2014年ソチ大会に続いて2度目。